測定機たち

ある程度本格的に回路を組むと測定器が増えてくる。当然最初に買った(親に買ってもらった)のはテスターで、それはSANWAのSP-10Dというアナログモデルであった。もう20年近く昔のことである。当時はデジタルテスターなんかなかった。(あったかもしれないが、高価かつAC電源だっただろう。)SP-10Dは今でも動作するが、FLUKEが来てから引退となった。

・マルチメータ (FLUKE 85)
二代目マルチメータ。買ってから10年くらい経つが、精度も良好のようだ。最近、ロータリスイッチが接触不良気味だったが、掃除したら直った。デジタルマルチメータを買うときは交流電圧測定がACカップルされているものを選ぼう。交流結合だと、リプル電圧の測定などが簡単に出来る。あと、オーディオで使うなら周波数特性も気にしたい。20KHzまでは応答するものがいいだろう。電子電圧計を買わなくてすむ。で、このメータはいずれも満たしている。切ったことはないが、高電流測定にもヒューズが入っている。近々、メーカ校正をしてもらう予定。ちょっと高かったが、後々の保守にメリットがある。
(これ、今でもFKUKE-85-2とかで売っている。)
006Pの電池は、秋月で売っているリチウムを使っている。もう何年も電池交換していない。(現在FLUKE 87もある)



・アナログオシロスコープ (IWATSU SS-7821)
帯域200MHzのオシロスコープである。定価35万の中古品だがなんと4万で購入。念のためメーカ校正済み。校正に4万近くかかる-_-。ですが、校正から戻ってきたら電源のケミコンなどが交換されリフレッシュしていました。カーソル測定はそれほど使わないですが、リードアウトはやはり便利です。デジカメで波形を採る場合にも、設定をメモらなくて良いので楽です。これ、中古屋にもう一台あったんだよな。Yahooオークションで売れば10万近くにはなったはず。惜しかった…。


・デジタルオシロスコープ(ポータブル)(FLUKE95)
帯域50MHzのハンディタイプデジタルオシロスコープ。オークションで購入。電流測定をのぞくマルチメータ機能も内蔵している。AC電圧測定はTrue RMS型で1MHzの帯域を持っているため、周波数特性の測定などに重宝する。デジタルオシロとして512ワードの波形を8つストレージできる。個人的には2Kワードx2のほうが便利であるが。マルチメータとしても使えるためだが、測定端子のGNDはケースに対して完全に絶縁されている。従って、ACライン等の波形も安心して測定できるのも大きなアドバンテージだ。バッテリ駆動出来て片手でも持てるため、巨大なオシロの出番が少なくなりそうだ。


・デジタルオシロスコープ(TDS3034)
  中古、個人輸入機。TDS3000シリーズはテクトロニクスのヒット機らしいです。現在(2006年)TDS3000Bシリーズとしてリファインされていますが、基本は7年前と変わっていませんし、現在でもミドルレンジ機より優れた性能です。デジタルオシロのあるべき姿を示した製品であったのだと思います。GPIP/RS-232Cモジュールと干上がったバッテリがついていました。バッテリパックはセル換装したところ、うまく再生できています。


・低周波発信器 (KENWOOD AG-204D)
単なる低周波発信器。10Hzから1MHzまで出せる。自分でも作れるが、歪率を押さえるのは難しい。3万5千くらいだが、自分で作ってもこの価格だと勝負できない。

ふたを開けてみたが、丁寧に作られている。基板はガラエポ片面だが、スルーホール加工してあるし、すべてディスクリートになっていてオペアンプ類は入っていなかった。

周波数ダイアルはギアを経由してポリバリコンを動かすようになっている。中古でめぼしいものがなかったので新品を購入した。

昔からこの手の出力端子はジョンソンターミナルだが、BNCにしてもらいたいものだ。



・ユニバーサルカウンタ
自作のユニバーサルカウンタ。一応250MHzまで測定できる。秋月のキット(ICM7216)をベースにして、基板からすべて作り直している。ケース加工には非常に気を使うため、パネルにネジを出すなど言語道断である。基板はサブシャーシに固定、表示部とプッシュスイッチ類はL型のアルミ版に固定されている。

恒温槽入り水晶発信器を基準時間源にしている。従って、電源を入れて30分位しないと安定しない。



・ブリッジ(三田無線)
もらいもののブリッジである。ひじょーに古いが、精度も問題ないようだ。LCRの測定が出来る。CRについてはマルチメータでも測定できるため、出番は少ないが、小容量のC測定はこれを使っている。今はバランス設定がデジタル化された機種(D1S)が発売されているが、基本的なデザインが全くかわっていない。
2007/08 修理しました


・電源1号
安定化電源1号。自作でスペックは20V3A。ジャンクのトランス(無印のためスペック不明)を使用しており、連続3Aには不安が残る。中学の時に制作。秋月の電源キットとLEDバー表示メータキットを採用。シャント抵抗のバートン電圧でLEDバーを振らせるため、このマシンでオペアンプというものを初めて使用した。突入があるのが欠点で、電源投入時には負荷を接続してはいけない。LEDバーはレスポンスが速く、電源投入時に全部点灯するのがわかる。


・電源2号(KIKUSUI PMM35-1.2DU)
安定化電源2号。35V1.2Aのトラッキング電源。主にアナログ回路の実験に使う。初めて買ったメーカ製電源ですが、出力スイッチはやはり便利です。オシロで計測しても決してオーバシュートなどしません。またショートしてほっておいても全く問題有りませんでした。さすがはメーカ製。


・電源3号(KIKUSUI PMC18-2A)
安定化電源3号。18V2Aの電源。CV/CC電源なので、安心して使用できる。


・ディップメータ(LEADER LDM-810)
オークションで落札。真空管(ニュービスタの金属管)動作。
そんなに出番がないため、即使用できない状態にある。(しまってあるため)250MHzまでの可変発振器としてたまに使う程度。


・デジタルLCRメータ(CUSTOM ELC-100)
これもたまに使う程度なので、しまってある。コイルを巻く時やコンデンサの容量を測るときにたまに使う程度。


・標準信号発生器(MEGURO MSG-2161)
0.1〜30Mと70〜110MのSSG。たぶんラジオ用なので、50Mがない。HF全域はでてくるので、受信機の調整には役立つ。ラジオ用のためか、キャリア純度は良くない。CW/SSBなどキャリアとのビートを受信する場合、ビート音が濁っている。中古のためなのか、そもそもこういうものなのか不明。


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